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THAILAND タイ

首都 バンコク
言語 タイ語
通貨 バーツ
GDP 3,850億ドル(名目 2013年:国家経済社会開発庁(NESDB))
一人当たりGDP 5,647米ドル(2013年:NESDB)
主要産業 農業、製造業

現地行員紹介

経済状況

インラック政権は、選挙公約としていた全国一律の最低賃金の引き上げ、大卒者の初任給引き上げ、コメ担保融資制度、自動車購入者への減税措置等の経済政策の実施により国内経済の強化を目指す一方、政権発足後は、例年を上回る降水により、北・中部地方で大規模な洪水が発生し、バンコク周辺の工業団地が浸水したほか、タイ、さらにはサプライチェーンを通じ、我が国及び地域の経済に大きな影響を与えた。このため、当初、国家経済社会開発庁(NESDB)は2011年の経済成長率を3.4〜4.0%と予測していたが、実際には0.1%に低迷。その後、大洪水からの復旧・復興から始まり、内需が牽引する形で経済活動は回復し、2012年は、6.5%の成長を記録。2013年は、自動車購入者への減税措置の終了に伴う自動車の反動減、洪水からの復旧・復興投資の一巡により、2012年に成長を牽引した内需が低迷し、2.9%の成長に止まった。
2014年5月に発生した政変により、軍部を中心とする国家平和秩序維持評議会(NCPO)が全権を掌握した。NCPOは、コメ担保融資制度や2015年度予算編成等、政情混乱で停滞していた政策を実施したほか、大型インフラ開発計画の見直し等を進めている。
(出典:外務省)

日系企業進出の目的・メリット

  • ◯日系企業の製造・輸出基地(特に自動車産業の集積度は高い)。
  • ◯BOI(タイ投資委員会)の各種恩典享受可能。
  • ◯良好な対日感情(世界有数の親日国)。
  • ◯質の高いインフラ。

日系企業の進出動向

  • ◯自動車・電気・電子関連を中心に幅広い業種での進出が多い。
  • ◯自動車産業を中心に裾野拡大。現地調達比率の高さはASEAN随一。
  • ◯製造業進出をサポートする形で、販売業やサービス業の企業進出も目立つ。
  • ◯内需向け外食・サービス業の進出も加速。
  • ◯2011年10月に発生したバンコク北部の洪水被害によりサプライチェーン見直しや東南部への移転検討の動きが顕在化したが、撤退する動きは殆ど無い。

現地における当行のステータス・強み

  • ◯アユタヤ銀行株式取得(2015年1月BTMUバンコック支店と統合予定)により、タイにおける総合的な商業銀行プラットフォームを構築。包括的な金融サービスの提供を通じてさまざまなお客さまのニーズに対応することが可能となった。
  • ◯BTMUH(T)及びバンコック支店(アユタヤ銀行と統合予定)で、日系企業の進出を高いノウハウでサポート可能となっている。
  • ◯バンコック支店は1936年の開設以来邦銀最古。戦後の支店開設から50年以上の歴史を有し、長年のフルバンキング業歴で蓄積した外為をはじめとするノウハウ、アドバイス力に強みがある。業容は外銀最大級。約2,000社と、日系企業との強固な取引基盤を有している。多くの日系企業が取引先であり、支店内決済による、迅速性、確実性、コスト優位性がある。
  • ◯タイ投資委員会(BOI)と最初に業務協力協定を締結するなど、同委員会とは親密な協力関係にあり、情報提供力に強みがある。
    (※2014年6月現在)

上記内容については、信頼できると思われる各種データに基づき作成しておりますが、当行はその正確性・安全性を保証するものではありません。また、上記資料は情報提供のみを目的としたもので、当行の商品・サービスの勧誘やアドバイザリーフィーの受入れ等を目的としたものではありません。

現地行員紹介 バンコック支店 2005年入行 吉井 俊 SYUN YOSHII

タイは、自動車・エレクトロニクスを中心に、ASEANの中で最も多くの日系企業が進出するなど、日系企業にとっても重要な海外拠点としてその存在感を増しています。BTMUバンコック支店は今から60年以上も前に進出し、当地進出の外銀の中ではトップの規模をほこり、お客さまの数、規模ともに東南アジアでは当行最大級の拠点です。

私は、入行以来7年間、国内で中堅から大手企業の法人営業を経験。お客さまのご要望にお応えすることは勿論、課題の抽出やその解決策の提案などを通じて、海外に関する案件にも接し、次は経済成長が続くアジアで挑戦したいと考えるようになりました。

2011年10月希望が叶いバンコック支店へ異動。しかし赴任と同時に私を待ち受けていたのは日本でも大きく報道された大洪水でした。お客さまへの赴任の挨拶は、電話やメールが中心となり、お客さまの工場は浸水していないか、従業員の安否は大丈夫かなど、危機対応によって始まりました。このとき、多くのお客さまから洪水関連情報が寄せられると同時に私も情報を求められているお客さまにタイムリーな情報発信を心がけました。また、当然のことながら、銀行として私たちにできることとして、皆さまの資金決済を滞りなくサポートすることに注力しました。 タイの金融システムが無事稼動を継続できるかといった不安もありましたが、従業員への給与支払い、企業間の資金決済、日本の本社からの緊急対策資金の送金などほぼ通常通り取り扱うことができ、社会インフラの一翼を担う私たち銀行の使命を改めて感じました。洪水後、お客さまには物流網の回復や工場機械の入れ替えなど新たな課題も持ち上がり、初めて名詞交換するお客さまから、「あなたがBTMUの吉井さんですね、洪水のときは貴重な情報を本当に有難う。」と感謝のお言葉を頂くとともに最初に相談する銀行として迎えて頂いたときは、本当に嬉しく思いました。洪水当時の“お金の流れだけは絶やさない、タイムリーな情報提供を”ということに拠点一丸となって対応したことが、お客さまに感謝され、お客さまの被害を少しでも留めることに貢献できたのではないかと思います。バンコック支店のローカルスタッフの中にも家が浸水し、避難を余儀なくされる方も多数いましたが、ほとんどのスタッフが支店近隣のホテルに宿泊し、出勤し続けました。銀行のオペレーションを絶対に止めないという強い姿勢は我々のチームワークを実感するとともに当行としての誇りの高さを改めて認識しました。グローバルベースでお客さまの期待に応えられる銀行であり続けたい、この価値観を実際に体感できたことは私にとって大変意義深いものとなりました。

世界経済におけるアジアのプレゼンスが高まるなか、企業の投資規模も大きくなっており、その存在感も急速に増しています。日系企業にとって重要拠点であるタイは、洪水後も新規投資、再投資ともに拡大が続いており、私も邦銀を代表するバンカーとして大いに頑張っていきたいと思います。

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