首都 ソウル
言語 韓国語
通貨 ウォン
GDP 1兆3,046億ドル(2013年)
主要産業 電気・電子機器、自動車、鉄鋼、石油化学、造船
経済状況
- (1)韓国経済は、2013年、輸出が堅調に増加を続ける中、民間消費や建設投資も増加し(それぞれ前年比1.9%増、前年比6.9%増)、経済成長率は2.8%となった。
- (2)外需に大きく依存する経済構造。2013年の貿易収支は441億ドルの黒字であり、また、対日貿易は赤字が続いており、2013年は日本への輸出が過去最大となったが、日本からの輸入も拡大し、対日貿易赤字は2.03兆円と2年ぶりに拡大に転じた。
(出典:外務省)
日系企業進出の目的・メリット
- ◯人口約5,000万人、一人当たりGDP約2万米ドルの国内市場。
- ◯自動車生産台数は世界5位の規模を誇る。
- ◯造船は中国と世界1、2位を争う市場規模を誇る。
- ◯1997年の金融危機以降、外資開放政策を加速。規制の少ない投資環境が魅力である。
- ◯整備されたインフラ、電力に代表される低廉なコスト。
- ◯高い投資インセンティブ。政府・自治体が積極的に外資を誘致している。
- ◯高学歴社会、日本語が使用可能な人材確保が容易である。
- ◯アセアン、インド、EU、米国とのFTAによる巨大市場へのアクセス(輸出基地化の可能性)。
日系企業の進出動向
- ◯販売拠点の進出が活発な状況が継続している。
- ◯数年来、製造拠点の進出が活発化。電子(主に半導体・液晶・有機EL・リチウムイオン電池・太陽光発電関連)、化学、自動車部品等が中心となっている。
- ◯既進出企業の大型追加投資も旺盛である。
- ◯消費財販売(小売)、サービス業(飲食)、コンテンツ事業、ビジネスホテル事業等、消費・内需狙いの進出も増加の傾向にある。
- ◯IT関連への投資も根強い。
- ◯中国向け輸出コストが安く、同国向け輸出が増加の傾向にある。
- ◯FTAを活用したアセアン、インド、EU、米国向け輸出を強化する動きが強まっている。
- ◯労務管理と知財管理が進出企業の二大テーマである。
現地における当行のステータス・強み
- ◯1967年に開設、外銀の中では最古参。日系企業だけでなく地場財閥グループなど現地企業との取引基盤は厚く、特に為替取引では他行と比べても強みを有する。
- ◯邦銀随一の高いウォンの調達力を有し、長期固定資金の提供も可能。日本語が堪能な現地スタッフが多く、日本語によるサポート体制が確立している。
(※2013年1月現在)
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