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支店長編

「面白い」と思える
働き方で自分らしい
キャリアアップを

折原 弘子

広尾支店 支店長 1989年入行

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転機2006年 <異動>千駄木支店(支店長に就任)

私が初めて支店長に就任した当時は、銀行の支店長に女性が就くのは珍しい時代でした。不安を感じていた私に対し、上司が言ってくれた「お客さまにも行員にも愛される支店をつくってください」という言葉が、今も心に残っています。お客さまに喜ばれ、部下が気持ち良く働ける支店をつくることができれば、支店長の性別など関係ないことに気づき、勇気づけられました。

CAREERVISION

私の考え方

  • 正直なところ、入行当初は自分が支店長になることを想像していませんでした。振り返ってみても、役職をめざしてキャリアアップをしてきたわけではなく、日々の仕事と向き合っていく中で、自然と自分にできることや責任が大きくなっていったと実感しています。次第に仕事の面白さを感じるようになり、もっと自分の可能性に挑戦したいと思うようになりました。初めて支店長に任命された時は、「本当に私でいいのだろうか」と不安を感じたこともありました。しかし支店長として業務に取り組んでいくうちに、部下のサポートやお客さまからのエールを感じ、自信がもてるようになりました。今では仕事をする上で性別は関係なく、大事なことは仕事に対する真摯な姿勢なのだと実感しています。

Q&A

  • 仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

    日頃から、何事にも謙虚かつ貪欲に取り組む姿勢を大切にしています。さまざまな考え方がある中で、自分の意見に固執するのではなく、周囲の意見も取り入れるように心がけています。一方で、遠慮をしていては何も始まりませんし、仕事の面白さも半減してしまいますので、謙虚な姿勢を大事にしつつも、ここぞという時には意志を貫くようにしています。

  • 部下の育成について、意識していることはありますか?

    出勤したら、第一に挨拶をし、同時に部下の表情をチェックするようにしています。毎日顔を合わせているので、表情から「体調がよくなさそう」「悩み事があるのかな」など、些細な変化を読み取ることができます。また部下一人ひとりに対し、評価しているポイントをストレートに伝えるようにしています。本人に長所を意識してもらった上で、「ここをクリアしたら、さらに良くなるよ」とアドバイスすることで、部下も苦手分野を克服しやすくなるように思います。

  • 女性管理職として、心がけていることはありますか?

    行内の女性管理職の懇親会に参加した際、「女性管理職のロールモデルになろう、と意識し過ぎていないか」という意見があり、ハッとさせられたことがあります。管理職に就いてから、無意識のうちに「ロールモデルとしてこうあるべき」と思い込んでいた自分を省みる良いきっかけになりました。この経験を経て、今では、固定概念に捉われ過ぎずに柔軟さを大事にしながら働くことこそ、後進の未来を広げることにつながると確信しています。

  • 今後のキャリアビジョンについて教えてください。

    「振り返った時に心から面白かったと思える仕事をする」ことを常日頃から心がけています。もちろん仕事である以上、「面白い仕事」だけでなく、「辛い仕事」「苦しい仕事」などさまざまな仕事があります。そのような中で、自分自身がしっかり目標を持ち、努力を積み重ねていくことを大切にしています。また同時に、それら一つひとつの仕事に対して悔いなくやりきること、全力で取り組むことも大切にしています。振り返ったときに自分の納得できる仕事をするためには、一緒に働いている部下や全てのお客さまに正面から向き合い誠実に対応することが一番の近道です。

MESSAGE

学生へのメッセージ

  • MUFGグループは、完成された金融グループというイメージがあるかもしれませんが、まだまだ成長過程にあるグループです。私たち三菱UFJ銀行には銀行としての役割にとどまらず、地域の活性化や経済の発展など、お客さまの暮らしをより豊かにするための経済インフラとしての使命があります。店舗運営はもちろん、さまざまな分野に挑戦し、成長し続けていく姿勢が求められますが、そのためにはみなさんのフレッシュな発想やエネルギーが必要不可欠です。スキルアップのための研修はもちろん、女性が長く安心して働くための社内制度も整っているため、是非思う存分力を発揮してください。お客さまの生活を支える経済インフラを、私たちと一緒につくっていきましょう。

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