時代の変化を先取りし新しい三菱UFJ銀行の土台を築きたい

クオンツエンジニアとしての強みを活かし
開発環境の高度化を担う。

三桝 雄大
01.仮説・検証を積み重ねながら
理論と現場をつないでいく
三菱UFJ銀行のクオンツの多くは、市場企画部の市場開発業務室クオンツ開発グループに所属しています。グループには3つのラインがあり、モデル開発を担うクオンツラインのほか、トレーダーをサポートするデスククオンツライン、さまざまなシステム開発プロジェクトのマネジメントを担うクオンツITラインがあります。クオンツラインの中にはクオンツエンジニアと呼ばれるチームがつくられており、私はここに籍を置いています。クオンツラインでは以前から技術面の強化という課題意識があり、強みを持つメンバーが集まりました。
私の業務は、主に行内のユーザーであるトレーダーやセールスの人に使ってもらうアプリケーションの開発です。クオンツラインで開発したモデルライブラリを現場で実際に使ってもらうためには、操作性の高いアプリケーションにしてシステムに組み込まなければなりません。モデルに対する理解はもとより、使いやすさという現場のニーズに対する理解も必要です。理論と現場の橋渡し役といえるかもしれません。
入行の際、私はそれまで重ねてきた暗号理論の研究を現実のビジネスに適用して仕事をしたいと思っていました。暗号そのものを扱うわけではありませんが、仮説・検証のサイクルを重ね、自分のスキルを活かした仕事に就くことができ、大きなやりがいを感じています。
02.CI環境の導入と整備を担い
開発効率の大幅な向上を実現
クオンツラインのクオンツエンジニアとしての仕事の中で、私の転機になったものがあります。それはモデル開発やアプリケーションの制作とは異なるのですが、システムの開発効率を上げるために自動テストを組み込むといったCI環境(Continuous Integration:継続的インテグレーション)の導入と整備です。継続的インテグレーションというのは、ソフトウェア開発のプロセスで必要になるテストを短いサイクルで自動的に実行しながら、早期にエラーを見つけ影響範囲が小さなうちに修正する手法で、開発プロセスに大きな手戻りが起きないようにすることが狙いです。クオンツラインにはモデル理論がわかる人間は多く存在しますが、技術側のアプリケーションの開発に強い人間は決して多くありません。しかし少人数で効率良くモデルやアプリケーションの提供をしていかなければならない中、開発効率の向上は大きなテーマです。私は学生時代から自分でサーバの構築・運用をするなど、アプリケーションの開発や導入に対する強みを持っていたのでその任務には適性がありました。実際、開発環境の高度化によって、従来3カ月を要していたような開発も1カ月程度に短縮でき、大きな貢献ができたと思っています。
三桝 雄大
03.自分で目標を立て取り組んでいける
環境を活かして挑戦を続ける
今、デリバティブの世界は大きく変わろうとしています。さまざまな規制が進み、計算要件が複雑化するというだけではありません。例えばブロックチェーンの上でデリバティブの情報を管理したり、暗号通貨に対するデリバティブなど、新しい技術を使った今までにないリスク移転方法が出てくる可能性も高まっています。
まずは現部署で求められるシステム開発やフロントニーズへのサポートなどをしっかり果たし、その上で、デリバティブ、インフラに関する強みを活かすことのできる分野で、業務の幅を広げていきたいと考えています。特に開発環境の高度化は、私の強みが活かせる分野だと思っています。CIに限らず世の中には多くの便利なツール、開発ノウハウが生み出されていますが、それらを見極め、有効なものは積極的に業務に適用し生産性の向上を図っていきたいと思います。
今は変化に遅れないだけでなく、先行して変化を生み出すことが求められる時代です。三菱UFJ銀行には自分で目標を立て自分で取り組んでいける環境が整っています。業務の領域をさらに広げ、変わっていくための土台づくりを担っていきたいと思います。