2015
システム部
海外勘定系システムのアプリケーション開発を担当。設計・コーディング・テストという一連の開発工程に携わり、システム開発の基礎を習得しました。
2017
システム開発運用部
勘定系システム更改プロジェクト(MUFGのアジア拠点向け)に参画。海外の開発メンバーと密にコミュニケーションを取りながら、プロジェクト推進を担う貴重な職務を全うしました。最若手ながらプロジェクトの重要な役割を任され、大きく成長した2年間でした。
2019
三菱UFJインフォメーションテクノロジー出向
プロジェクトリーダーとして、海外当局対応のシステム開発を推進しています。最近では、インドの中央銀行が運営する国内送金サービスの24時間化に伴う、当行の対応を完了させました。

海外のスタッフとの交流を深めながら、
ともに大きく成長していきたい。

中山 友里
01.若手中心で海外支店のシステム開発を担う。
現地の反応にやりがいを感じた。
学生時代、一度に数万人を動員するスポーツイベントの運営に携わっていました。チームの力で大きな仕事をやり遂げることに充実感を感じ、社会人になっても、大人数で一つの物をつくり上げ喜びを分かちあえるような仕事がしたいと思っていました。
就職活動中に銀行のシステム開発に携わる方の話を聞き、そのスケールの大きさと幅広さを知って魅力を感じました。また、システム開発という、極めて重要かつ挑戦し甲斐のあるスキルを身につけられること、若いうちからグローバルなフィールドで経験が積めることにも心惹かれるものがあり、入行を決断しました。国内に限定されないフィールドの広がりは、これから社会人として経験を積んでいく上で、絶対と言っていいほど必要な条件だと思っていました。
配属後からの1年は海外勘定系システム(MUFGの海外拠点で使用されている基幹系システム)のアプリケーション開発を経験しました。銀行の勘定系という大きなシステムが一体どのように動いているのか、どれほどの規模のプログラムなのか、その世界に一歩ずつ近づいていくことに胸を踊らせていたことを鮮明に覚えています。
2年目には、当行のシンガポール支店で新しい金融商品を取り扱うためのシステム開発を担いました。若手を中心に5人で進めたのですが、当然、試行錯誤の連続。バグも多く見つかり、納期ぎりぎりまで時間を要しましたが、リリース後に現地のスタッフから「いいものをつくってくれてありがとう」という声が寄せられ、苦労が吹き飛びました。小規模のプロジェクトでしたが、システム開発という仕事に大きなやりがいを感じた取り組みでした。
中山 友里
02.「将来必ず役に立つ」3年目で
プロジェクト推進メンバーの一員に加わる。
配属3年目に、MUFGのアジア拠点向け勘定系システム更改プロジェクトに携わるチャンスを得ました。私にとっては初の海外拠点との協働プロジェクトです。それまでも海外系のシステム開発をしていましたが、国内で完結し、チーム内のコミュニケーションや設計書などのドキュメントも、すべて日本語で済む範囲だったのです。この勘定系システムの更改は、開発こそ東京ですが、各拠点の事務特性に応じて現地語でお客さま向けサービスを提供するシステムや金融当局に提出するレポートを作成するシステムなどが付随しています。影響は多岐にわたり、東京とシンガポール、さらに海外各拠点のシステム開発部門や事務部門を合わせて、数百人が関わるプロジェクトとなりました。その中で私はプロジェクト全体の推進を担うチームに加わり、海外拠点のコーディネーターを務めました。システムの開発要件を海外各拠点のメンバーと共有しながら、現地システムへの影響を一つひとつ確認したり、改修が伴う場合の開発スケジュールやコストの調整を行うといった業務です。上司から「この経験は将来必ず役に立つ時が来る」と言っていただき、重要な役割を任せられました。思い返すと、当時の苦労からの多くの学びは私にとっての財産となっています。
03.海外のチームといかに信頼関係を築くか
現地に赴いて気付かされたこと。
学びの一つに、海外のチームと信頼関係をいかに構築するか、ということがあります。ジャカルタ支店のシステムを更改するプロジェクトを立ち上げるために、進め方や管理方法を、現地のシステム課のメンバーと取り決める仕事をしていたときのことでした。日本のチームには、欧米の開発拠点とのプロジェクト推進経験がある上司や先輩がいたり、ノウハウが蓄積されていたりするため、私は周囲の方々からアドバイスを受けながら、現地との電話会議で提案を繰り返していました。しかし相手の反応は思わしくなく、合意に至らないことが頻繁にありました。「なぜ理解してもらえないのだろう?」――理由がわからず、私は戸惑うばかりでした。

後日、初めての海外出張で、ジャカルタ支店のシステム課を訪問する機会に恵まれ、すべての疑問が氷解しました。現地の体制は、日本のシステム部門や欧米の開発拠点とはまったく異なる小さな組織で、日本のようにシステム開発ルールも事細かに統一化・明文化されているわけではありませんでした。そうした事情も知らず、私は闇雲に日本の開発プロセスに沿った対応を求めていたのです。これでは通じるわけがありません。まずは相手の状況の把握に努めること。プロジェクトを達成する上でどうしても必要な作業は、現地のメンバーと目的を共有すること。その場合、できるだけ現地の考え方を取り入れ、柔軟にカスタマイズしていくように心がけました。その後の取り組み姿勢は現地でも評価され、支店のシステム課のメンバーから確認や要望が次第に私の元に集まるようになり、プロジェクトの進捗が著しく改善するという成果につながりました。
04.尊敬できる海外の仲間との出会いを大切に、
さらに挑戦を続けたい。
入行5年目以降は、中規模プロジェクトのリーダーとして、システム開発に携わっています。最近では、インドで中央銀行が運営する国内送金サービスの24時間化に伴うシステムの変更、中国の現地法人との間でデータの移行をメインにしたシステム開発プロジェクトなどを担いました。
海外拠点との協働案件に、ひとつとして簡単なものはありません。各国の開発ルールの違いや担当者の経験やスキル、さらには文化や風土の違いなどから、難易度の高いものばかりです。しかしそれは逆に言えば、互いに学びあい、それぞれのよいところを一つにすることができれば、大きな成果を上げられるということです。一方で効率化・省力化を意識しつつも、認識を合わせたいポイントはしっかりと時間を掛け、全員が理解し納得できるまで議論を重ねる、ということを心がけています。また、どんな小さなことでも緊密に情報共有することも意識しています。それが困難を乗り越えていける強いチームづくりにつながります。システム開発の仕事をしていなかったら知り得ることがなかったグローバルな世界で、尊敬できる仲間に出会い、同じ目標に向かって挑戦できる――この環境を活かし、これからも海外のスタッフとの交流を深め刺激し合いながら、ともに成長し、MUFGの海外拠点で展開するサービスや事務の一翼を担う存在となりたいと思っています。