INTERVIEW

川﨑 香織

KAORI KAWASAKI

くずは支店 取引先課 支店長代理

2007年入行

川﨑 香織

「人生に寄り添う仕事」を、自分の人生と両立させる

  1. 2007
    東大阪支店 入行
  2. 2010
    9月に第一子 出産
  3. 2012
    4月に第二子 出産
  4. 2013
    枚方支店 復職
  5. 2016
    一般職からプロフェッショナル職へ職種転換
  6. 2017
    くずは支店 異動
  7. 2018
    くずは支店 支店長代理 就任

転機 2016年、一般職からプロフェッショナル職へ職種転換

窓口担当者から、Relationship Manager(以下、RM/個人営業担当者)へ。最初は右も左もわからず、失敗だらけでした。それでも、提案の幅を広げるために勉強を重ね、お客さまのところへ何度もお伺いするうちに、少しずつ頼っていただけるように。あるお客さまの担当を離れる際、「あなたは当社の太陽だった」と涙まじりにかけていただいた言葉は、一生の宝物です。

私の考え方

RMとして、ご退職された経営者の方や専業主婦の方など個人のお客さまを約500名担当しています。リタイアした経営者の方や専業主婦の方など、その属性はさまざま。それぞれに違うご要望をしっかり引き出し、資産運用や相続、不動産まで幅広いご相談に応じ、ライフイベントに関わる「人生に寄り添う仕事」をしています。そのことに大きなやりがいと責任を同時に感じています。お客さまと向き合う際に心がけているのは、「聞く時間」を大切にすること。提案すべきことのヒントは、すべてお客さまの言葉の中にあります。じっくりと聞くことで提案の精度を高め、お客さまに喜んでいただく。その経験が自信となってお客さまに伝わり、さらに深くご相談いただけるようになる。そんなプロセスを重ねることで、お客さまに難題が持ち上がった時、真っ先に顔が浮かぶ存在になりたいと思っています。

川﨑 香織
仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
時には、お客さまから厳しいお叱りを受けることもあります。けれどそれは、人生に関わる大切な提案を私たちが行なっているからこそ。そして、MUFGにご期待いただいているからこそ。数ある銀行の中からMUFGをお選びいただいたことへの感謝を第一に、お客さまの声と向き合いたいと常に思っています。金融のプロとして提案をする立場の私たちですが、お客さまのご指摘から教わること、育てていただくこともたくさんあります。
後輩の育成について意識していることはありますか?
まずは自分をさらけ出します。成功例だけではなく失敗談もたくさん話して、自分の心をしっかり開く。すると、後輩も心を開いてくれます。育児休暇から復帰した直後、できるだけ周囲に迷惑をかけたくなかった私は、一人で仕事を抱え込んでいました。すると、後輩にこう言われました。「そんなに私、頼りないですか」「任せてもらえないほうが悲しいです」。その気持ちはもちろんですが、思うところをまっすぐ伝えてもらえたことが、とても嬉しかったのを覚えています。
家庭と仕事の両立について、心がけていることを教えてください。
小学生の子どもが2人います。子どもは、母親の変化に敏感です。仕事の悩みを引きずったまま家に帰ると、自分ではそのつもりがなくても「お母さん、いつもと違うね」と言われてハッとすることも。だからこそ、「仕事は仕事」「家は家」、しっかり切り離すよう心がけています。会社では、お客さまとの接し方など基本的な姿勢はそのままに、いかに効率的に仕事を進められるかを意識。それでも間に合わなかった時、快く引き受けて送り出してくれる周囲には感謝しかありません。
今後のキャリアビジョンについて教えてください。
市場がどんなに変化しても、変わらないもの。それは、「お客さまを思う気持ち」が、私たちには絶対に必要だということです。その気持ちを決して忘れることなく、お客さまの抱えるさまざまな悩みに対して、MUFGの総合力で柔軟に応えていく。そんな基本姿勢を大切にしながら、課長へのステップアップも含めた将来像を描いていきたいと思っています。私の姿が、子育てと仕事の両立をめざす後輩たちの自信につながることを願って。
川﨑 香織

学生へのメッセージ

実を言うと、入行当時の私は明確なキャリアプランを持っていませんでした。それでもステップアップできたのは、後押ししてくれる環境が整っていたからではないでしょうか。仕事と家庭の両立において、MUFGの制度は他社と比べると充実していると思っています。制度をしっかり活用しながらも、決して甘えすぎることなく、姿勢や仕事で返そうとする気持ち。それさえ忘れなければ、きっと誰もが支えてくれるはず。私もいま以上にステップアップを重ね、皆さんのいい「キャリアモデル」になろうと考えています。