2005
システム部
システム全体のコスト削減・サービス提供の早期化を実現する業務システムのインフラ統合プロジェクトに参画。キャリアの土台となる技術・ビジネスの基礎スキルの習得やプロジェクト運営等を経験しました。
2009
システム部
各国で異なるシステム・事務を標準化・高度化する戦略案件に参画。当局報告システムの構築や米州等への導入に関する戦略策定を担当。規制・文化等が異なる環境下でのシステム開発への理解を深めました。
2013
人事部
人事制度に関わるシステム開発を担当。約40人のビジネスパートナーを率いて上流工程からデリバリーまで統率。さまざまな部門出身で構成される組織においてゼロから組み立てる面白さや多様な考え方を経験し視野を広げました。
2017
IT戦略推進部
テクノロジートレンドや事業戦略等を踏まえ、積み上げたIT資産の更なる活用とデジタル化に向けたIT戦略立案を担当。経営・事業部・開発と協働で考える面白さとめざす姿・ロードマップを描く難しさを実感しています。

積み上げたI T 資産を新たなサービスに引き継ぎ、
価値創造につなげるため、10年先を見据えた戦略を構築する。

玉井 信之介
01.新たなビジネスモデルの創造を担う
FinTechやAIなど金融業界を取り巻く環境が激変する中、積み上げてきたIT資産のさらなる活用と環境変化への対応を戦略的に企画・実行する――それが私の担うITアーキテクチャ戦略です。具体的には、インターネットバンキングなどの既存チャネルの高度化、そしてオープンAPI※を活用した新たなビジネスモデルの創造などを、5年先10年先まで見通したロードマップに基づき実現することです。
※Application Programming Interface
玉井 信之介
02.システム部門の業務経験で積み上げたもの
入行以来、私は一貫してシステムの世界で仕事をしてきました。最初の4年間は国内にてさまざまな業務システムのインフラ統合を行うプロジェクトに従事し、ITスキルの土台を築きました。次の4年間は各国で異なる勘定系や情報系システムを標準化されたパッケージに置き換えるという、数百億円を投じた戦略的なプロジェクトに参画しました。その後は人事部に異動。人事制度設計をIT面から担いました。約40人のビジネスパートナーを率いた業務は、プロジェクトマネジメントのスキルを高めていく好機になったと同時に、経営層と接することが、視野を大きく広げることにつながりました。現在、私が携わるITアーキテクチャ戦略は、これまでのキャリアを集大成するものであり、新たな成長へのチャレンジだと思っています。
03.経営戦略の重要な一翼を担う
外部環境やグローバル化の大きな変化の中、経営戦略の実現や新しい価値創造の土台となるシステムの重要性は、ますます大きくなっています。ITアーキテクチャ戦略は、銀行の未来を決する経営戦略の極めて重要な一翼を担っており、私の判断や発するメッセージが、経営の意思決定に関わります。その緊張感と大きなやりがいを胸に、新たなシステムやこれまでに無いビジネスモデルの創造に向けて、さらに努力したいと思います。